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youtube動画の補足と雑記

Recette 38 洋梨のキャラメルパウンドケーキ

前回の洋梨が余っていたので洋梨を使いましたが、リンゴやバナナに差し換えてもキャラメルパウンドケーキに合うのでおすすめです。

缶詰でなく生のフルーツを使う場合は、ソテーするときに砂糖を加えて甘さを調節してください。

 

難易度 ☆☆☆

所要時間 約60分(+焼成時間50分)

 

【材料】(9×20cm 1台分)

≪キャラメルソース

 グラニュー糖 80g
 水 20ml
 生クリーム 50ml

洋梨のソテー≫

 洋梨(缶詰) 半割5~6個
 無塩バター 10g

≪パウンドケーキ≫

 無塩バター 120g
 グラニュー糖 80g
 卵 M2個
 薄力粉 130g
 ベーキングパウダー 3g

 

【手順】

①キャラメルソースをつくる

洋梨のソテーをつくる

③パウンドケーキをつくる

 

【製法① キャラメルソースをつくる】

1、鍋にグラニュー糖と水を入れ、火にかける。

・動画は強火にかけているが、一気に焦げるので初心者の方は最初だけ中火にかけ、大きな泡でフツフツと煮立ってきたら弱火にしてゆっくりと焦がすのがおすすめ。
2、色付くまで焦がし、早めに火を止める。火を止めても予熱で焦げるので、様子を見ながら調節する。

・ふちの一部が濃い飴色になってきた時点で火を止める。色付き始めると急速に焦げていくので、注意。

・煙がでるので、必ず換気扇を回しておく。

3、生クリームを半量(25ml)加え混ぜる。混ざったら、残りの生クリームを全て加え、再度よく混ぜる。

・混ぜる時にはねるので、火傷に注意する。
4、ボウルに移し、常温で冷ましておく。

・冷蔵庫で冷やすと固くて生地に混ざりにくくなってしまうので、必ず常温で冷ます。

 

【製法② 洋梨のソテーをつくる】

1、洋梨の水気をふきとり、1.5cm角のサイコロ状に切る。
2、フライパンを火にかけ、バターを入れて溶かす。
3、切った洋梨をフライパンに入れ、炒める。
4、洋梨が薄く色付いてきたらバットに移し、冷蔵庫で冷ましておく。

 

【製法③ パウンドケーキをつくる】

準備① バターと卵を常温にしておく。

・気温にもよるが、バターは約1時間(夏場30分、冬場2時間)室温におく。薄くスライスしておくと時短になる。または、200wの電子レンジで様子をみつつ温め、やわらかくする。その場合、温めすぎてバターを溶かさないよう注意。

・卵は溶きほぐしてから湯煎にかけ温めてもいいが、熱すぎると後に合わせた時にバターが溶けてしまうので、30℃以上にはしない。

準備② 型にクッキングシートをしき込む。
準備③ 薄力粉とベーキングパウダーを合わせて2回ふるう。
準備④ オーブンを170℃に予熱しておく。
1、準備①のバターをゴムベラで練ってやわらかくし、固さを均一にしてからグラニュー糖を入れ、すり合わせる。

2、準備①の卵をほぐし、少しずつ加える。なめらかになるまでその都度しっかり混ぜる。

・4~6回くらいに分けて卵を加える。前半は分離しにくいので卵を多めに入れても大丈夫だが、後半からは分離しやすくなってくるので、入れる卵の量は少しずつ減らしていくと分離することなく混ぜきれる。

・卵が冷たいと分離しやすので注意。

・途中で分離してしまい、いくら混ぜても乳化しない場合は、ハンドミキサーを使用する。または、4の作業で入れる予定の粉類(薄力粉+ベーキングパウダー)を少量入れると馴染む。

3、準備③でまとめてふるっておいた粉類(薄力粉+ベーキングパウダー)を入れ、切るように混ぜ合わせる。

・混ぜすぎると固くなったり、生焼けの原因になってしまうので、手早く混ぜ合わせる。
4、キャラメルソースを加え合わせる。
5、洋梨のソテーを加え合わせる。
6、準備③で用意した型に生地を流し入れ、表面を平らにならす。

・中央は膨らんで高さがでやすいので、中央をくぼませ、両端を少し高めにならすと、焼成時に程よく膨らむ。
7、温めたオーブンで焼成する。(170℃ 約50分)

・焼き加減はオーブンによって微妙に異なるので、温度や時間はあくまで目安。様子を見つつ微調整する。(中央に竹串をさしてみて、生焼けの生地が付いてこなければ大丈夫。)

・水分量が多いレシピなので、生焼けにならないよう注意が必要。

8、軽く落とす。

・ショックを与えておくと、熱い空気が抜けて、冷めてからも沈みにくくなる

9、型から出してケーキクーラーの上で冷ます。