Recette 30 皮付きスイートポテト
皮を器にせず好きな形に丸め、普通のスイートポテトにしてもOK。
その場合は生クリームの量を少しを減らし、成形しやすい固さにしてください。
難易度 ☆☆
所要時間 約40分(+焼成70分)
【材料】(さつまいも1本分)
≪ペースト≫
さつまいも 1本(約350g)
砂糖 20~30g
ハチミツ 10g
卵黄 1個分
バニラオイル お好みで
生クリーム 50ml
≪塗り卵≫
卵黄 1個分
みりん 少々(砂糖でもOK)
塩 ひとつまみ
≪仕上げ≫
黒ゴマ お好みで
※使用するさつまいもは器にするので、まっすぐな形で皮に傷が少ない物を使用する。
【製法】
《準備①》オーブンを230℃に予熱しておく。
1、さつまいもをよく洗い、紙で包む。
・皮を器に使用するので、泥はしっかり洗い落としてください。
・動画ではロール紙を使用していますが、紙は新聞紙やコピー用紙など何でもOK。
2、紙をたっぷりの水で濡らし、それをさらにアルミホイルで包む。
・焼成中時、天板に接している下面は皮が裂けてしまうことがあるので、器にしたい皮がきれいな面が上面になるように上下を確認しておきましょう。
3、230℃のオーブンで約60分焼成する。
・230℃まで温度が上がらないオーブンを使用する場合は、その分長く焼成してください。
・オーブンの温度やさつまいもの大きさによって焼き時間は変わるので、不安であれば、竹串を刺して中心まですっと通るかどうかで確認してください。
《準備②》焼成後のオーブンは300℃に予熱しておく。※トースターを使用する場合は不要。
4、さつまいもを縦に切る。器に使用する方をやや大きめにする。
・器にする方を少し厚めに切っておくと、9でペーストが全て収まります。
・さつまいもが温かい方が6の裏ごしの工程が楽なので、触れるくらいの温度になったら、できるだけ手早く4以降の工程を始めてください。
5、器にしない方のさつまいもは皮をむき、器にする方は中身をスプーンでくり抜く。皮に穴が空かないよう、外側は5mmくらい中身を残す。
・皮をむいた中身と、くり抜いた中身は同じボウルに入れておく。
6、5のさつまいもの中身を裏ごしする。
・ゴムべらの芯が曲がってしまうことがあるので、さつまいもが固い場合は木べらがおすすめです。
7、手鍋に裏ごしたさつまいもの中身と、卵黄、砂糖、ハチミツ、バニラオイル、生クリームを入れ、混ぜ合わせたら中火にかける。
・砂糖はさつまいもの甘さや好みによって調節してください。
8、焦げないように混ぜながら、水っぽさがなくなり、なめらかになるまで加熱する。
・9で詰めやすい、重くボテッとしたペースト状。
・大体3分~5分くらい。加熱しすぎると、焦げたりパサついたりするので注意してください。
9、パレットナイフで皮の器にペーストを詰める。すき間なく、山形に盛り付ける。
・空気が入ってしまうので、すき間を埋めるように少しずつ詰めていく。
・最後に水で濡らしたパレットナイフで撫でると、表面がきれいに仕上がる。
10、塗り卵用の卵黄にみりんと塩を加え合わせ、塗り卵を作る。
・みりんは砂糖でも代用できます。みりんの方がツヤがでるのでみりんを使用していますが、仕上げでより濃い焼き色を付けたい人には砂糖の方がおすすめです。
11、9に10で作った塗り卵をハケで塗る。約5分おいてからもう一度塗る。
・器にしているさつまいもの皮に塗り卵がたれると、13で焼いた際にその部分だけ焦げてしまうので注意。
・塗り卵をしっかり塗って焼くことで、おいしそうな焼き色が付くだけでなく、乾燥防止になります。
12、お好みで黒ゴマを散らす。
・白ゴマでもOK。
13、300℃のオーブンで5~10分焼き色をつける。(トースターでもOK)
・天板の上でスイートポテトが転がってしまう場合は、アルミホイルで支えを作るかタルトストーンで固定してください。
・トースターを使用する場合は下火で皮が焦げないように、下半分をアルミホイルで覆ってください。
・300℃まで温度が上がらないオーブンを使用する場合は、トースターを使用するか、そのオーブンの最高温度の上段で長めに焼成してください。
14、食べやすい大きさにカットして完成。