Recette 36 かぼちゃプリン
できたてを温かいまま食べても、冷蔵庫で冷やして食べても美味しく食べられます。
かぼちゃプリンのカラメルソースはやや苦めにしています。
甘めに作りたい時は『卵プリン』のカラメルソースの焦がし具合と配合でつくります。
カラメルソースをつくるのが苦手な人、つくるのが手間な人は、その『卵プリン』で紹介しているプリン用タブレットを使用してもOK。
難易度 ☆☆☆
所要時間 約60分(+焼成時間30分)
※冷やして食べる場合は+冷蔵時間3時間
【材料】(約180mlココット皿×5個分) ※ココット皿=スフレ型
≪カラメルソース≫
砂糖 80g
水 10g
熱湯 適量(約20ml)
≪かぼちゃプリン≫
かぼちゃ 1/4個分(約400g)
砂糖 70g
卵 M3個(100g)
牛乳 300ml
※牛乳の一部を生クリームに差し換えると、より濃厚なかぼちゃプリンになる。
【手順】
①カラメルソースをつくる
②かぼちゃプリンをつくる
【製法① カラメルソースをつくる】
準備① お湯を沸かしておく
1、鍋に砂糖と水を入れ、火にかける。
・動画は強火にかけているが、一気に焦げるので初心者の方は最初だけ中火にかけ、大きな泡でフツフツと煮立ってきたら弱火にしてゆっくりと焦がすのがおすすめ。
2、混ぜずに、程よく色付くまで焦がし、早めに火を止める。
・ふちの一部が濃い飴色になってきた時点で火を止める。色付き始めると急速に焦げていくので、注意。
・煙がでるので、必ず換気扇を回しておく。
3、火を止めても予熱でさらに焦げるので、好みの焦がし具合になったら準備①の熱湯をそそぎ入れ、それ以上焦げないように止める。
・熱湯を入れた瞬間はねるので、火傷に注意して必ず熱湯を入れる。
4、ココット皿にそそぎ入れ、常温で冷ましておく。
【製法② かぼちゃプリンをつくる】
1、かぼちゃのタネとワタを取り除き、耐熱皿にのせる。
2、ふんわりとラップをかけ、600wの電子レンジで約4分加熱する。
・ラップをはずす時に熱い蒸気がでるので、火傷に注意。
3、かぼちゃをひっくり返し、もう一度ふんわりとラップをかけ、600wの電子レンジで約3分加熱する。
準備② オーブンを150℃に予熱する。
4、かぼちゃの中身をくりぬく。
・スプーンでくりぬけないほど固ければ、さらに電子レンジで加熱する。
・皮はあとで使うのでとっておく。
5、うらごしする。
・かぼちゃが温かいうちに手早くうらごした方が楽。
・ゴムべらの芯が曲がってしまうことがあるので、かぼちゃが固い場合は木べらを使う。
6、うらごしたかぼちゃに、砂糖と溶きほぐした卵を加え混ぜる。
・ダマができるようなら、ホイッパーでしっかり混ぜ合わせる。
7、鍋で牛乳を加熱し、沸騰する直前まで温める。
・牛乳の一部を生クリームに差し換えている場合は、牛乳と生クリームを合わせて加熱する。
8、7の牛乳を6のかぼちゃに入れ、ホイッパーで混ぜ合わせる。
9、ストレーナー(こし器)に通す。
10、カラメルソースを入れたココット皿に、9をそうっとそそぐ。
・カラメルソースと混ざらないように注意する。(動画内で右下に並べられたかぼちゃプリンはカラメルソースとやや混ざってしまったため、焼き上がりがやや茶色がかった色になってしまいました。)
11、天板の上にバット等をおき、ココット皿を並べる。
・ココット皿の半分以上深さがあれば、天板に直接水を注いでもOK。(広いバットがないため、私はロールケーキ型で代用しています。)
12、ココット皿の半分くらいまで、水をそそぐ。
・オーブンの出し入れの際は、水を零さないように注意する。特にオーブンから出す時にはお湯になっているので危険。
13、オーブンで焼成する。(150℃ 約30分)
・焼き加減はオーブンによって微妙に異なるので、温度や時間はあくまで目安。様子を見つつ微調整する。
・冷やして食べる場合は、粗熱がとれたら冷蔵庫に入れ3時間以上冷やす。
14、とっておいたかぼちゃの皮をクッキーの抜き型で抜く。好きな形にナイフで切り抜いてもOK。
・やわらかく薄いので、野菜用の抜き型でなくても抜ける。
15、13で焼きあがったプリンの上に14の飾りをのせる。