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youtube動画の補足と雑記

Recette 2 基本のスポンジケーキ(別立て法)

ケーキ作りの基礎「スポンジケーキ」の初心者向けの製法です。

難易度 ☆☆

所要時間 約15分(+焼成時間25分)

 

【材料】(直径15cm 1台分)

卵   M2個(100g)

砂糖A 25g

砂糖B 25g

薄力粉 50g

 

【準備】

1、型にクッキングシートを敷き込む。

2、薄力粉を2回ふるう。

3、オーブンを180℃に予熱する。

 

【製法】

1、卵黄と卵白に分けて卵を割り入れる。

・卵白に卵黄が混ざらないように注意してください。(卵白に卵黄が混ざると、卵黄の油分によって卵白の泡立ちが悪くなります。)

2、卵黄に砂糖Aを入れ、白っぽくなるまで混ぜる。

・共立て法よりも黄身ぶしができやすいので、砂糖を入れたらすぐに混ぜてください。(“黄身ぶし”とは、スポンジが焼き上がった時、表面に出て来てしまう点々のこと。これは、卵黄膜に付いた砂糖が固まってできるもので、歯触りが悪くなる。)

3、砂糖Bの半量を卵白に入れ、ハンドミキサーの高速で泡立てる。

・一度に砂糖を入れると卵白の泡立ちが悪くなるので、2~3回に分けて入れてください。(ある程度泡立ってから砂糖を入れることでメレンゲが安定する。泡立ちが悪い場合は、氷水にあてる等して卵白を冷やすと泡立ちやすくなる。)

4、もったりするまで泡立ってきたら、残りの砂糖Bを入れ、再びハンドミキサーの高速でツノが立つまで泡立てる。

メレンゲのツノはピンと立つまでしっかり泡立てるよりも、ツノの先端が少し曲がる程度(ベックドワゾー)で止めてください。

5、低速でキメを整える。(約20秒)

・泡が均一化し、キメ細やかなスポンジになります。

6、さっき2で砂糖とすり合わせた卵黄に5の卵白(メレンゲ)を半量入れ、混ぜ合わせる。

・卵白(メレンゲ)と薄力粉を交互に入れることで、生地が馴染みやすく、泡がつぶれにくくなります。

7、薄力粉を入れ、泡をつぶさないように混ぜ合わせる。

・生地を底からすくい上げるように、手早く混ぜてください。

8、残りの卵白(メレンゲ)を全て入れ、混ぜ合わせる。

・7の薄力粉が完全に混ざり切る前に卵白(メレンゲ)を入れ、粉だまがなくなるまで混ぜ合わせてください。

9、型に生地を流し入れる。

・流し入れてから、軽く表面を混ぜてください。(最後にボウルから拭った生地は泡が潰れているので、火が通りにくい。焼きあがった時に窪んでしまうのを避けるため、混ぜて馴染ませておく。)

10、温めたオーブンで焼成する。(180約25分)

・焼き加減はオーブンによって微妙に異なるので、温度や時間はあくまで目安です。様子を見つつ微調整してください。(生地の真ん中を指で軽く押してみて、戻って来るような弾力があれば焼けている。逆に、シュワッと沈んでしまった場合は、もう少し焼く。)

11、軽く落とす。

・ショックを与えておくと、熱い空気が抜けて、冷めてからも沈みにくくなります。

12、型からはずし、クッキングシートをはがす。

・型の余熱でスポンジがパサパサになってしまうので、型は熱いうちにはずしてください。

・シートのシワがスポンジについてしまうので、クッキングシートも熱いうちにはがしておいてください。(製菓用の敷紙には、シワになりにくく、はがさず冷まして乾燥を防止してくれるものもある。)

13、ケーキクーラーにのせて冷ます。

・粗熱がとれたら、密閉容器に入れるか、ラップで包む等して、乾燥しないように保管してください。(半日ほどおくと、スポンジがしっとりする。)