Recette 10 ショートケーキ
難易度 ☆☆☆☆
所要時間 約45分(+焼成時間30分)
【材料】(直径15cm 1台分)
≪スポンジケーキ≫
卵 M3個分(150g)
上白糖 60g
薄力粉 70g
無塩バター 28g
牛乳 14g
水飴 14g
≪シロップ≫
水 20ml
砂糖 5g
洋酒(キルシュ) お好みで
≪クリーム≫
生クリーム 200ml
砂糖 20g
≪デコレーション≫
イチゴ 1/2パック
【手順】
①スポンジケーキをつくる
②シロップをつくる
③生クリームを立てる
④デコレーション(ナッペ)をする
【製法① スポンジケーキをつくる】
準備① 型にクッキングシートを敷き込む。
準備② 薄力粉を2回ふるう。
準備③ オーブンを170℃に予熱する。
準備④ バター、牛乳、水飴をボウルに入れ湯煎にかけておく。
1、卵を割り入れほぐす。
2、上白糖を入れ混ぜる。
3、湯煎にかけ、ハンドミキサーの高速で泡立てる。
4、低速でキメを整える。(約1分)
5、湯煎からはずし、薄力粉を入れ泡をつぶさないように混ぜる。
6、準備④で湯煎にかけて溶かしたバター、牛乳、水飴に生地の一部を加え合わせる。
7、ボウルに生地を戻し、すくい上げるように混ぜる。
・溶かしたバターが底にたまらないように、注意してください。
8、型に生地を流し入れる。
9、温めたオーブンで焼成する。(170℃ 約30分)
・焼き加減はオーブンによって微妙に異なるので、温度や時間はあくまで目安です。様子を見つつ微調整してください。
10、軽く落とす。
11、ケーキクーラーにのせ、型と紙をはずし、常温で冷ましておく。
【製法② シロップをつくる】
1、砂糖に水を入れ、電子レンジで加熱する。(600w 約30秒)
・グラニュー糖でも上白糖でもOK。
2、お好みで洋酒をたらし、砂糖の溶け残りがなくなるまで混ぜる。
・洋酒は入れても入れなくてもOK。香り付けなので好きなものを入れてください。
3、冷ましておく。
【製法③ 生クリームを立てる】
1、生クリームにグラニュー糖を入れ、氷水にあてながらハンドミキサーで泡立てる。
・動画ではグラニュー糖を使用しています。上白糖でもかまいませんが、砂糖の塊がないようにしてから使用してください。
・動画では軽い口当たりの乳脂肪分36%の生クリームを使用しています。(濃厚でコクのある生クリームが味わえる45%以上の生クリームを使用してもかまいませんが、分離しやすく扱いにくいので注意が必要です。初心者の方には「ホイップ」や「フレッシュ」と書かれている植物性の生クリームをオススメします。)
2、はねる場合はラップをかける。
・ハンドミキサーにラップがまきこまれないように注意してください。
3、とろみがついてきたら、クリームを半分に分け、片方は冷蔵庫へ。
・ホイッパーですくった時、クリームがゆっくりと流れ落ちるくらいの7分立てにしてください。ケーキの外側を塗るのに使用します。
4、もう片方はツノが立つまで泡立て、これも冷蔵庫へ。
・ホイッパーですくった時、クリームの先がピンと立つくらいの9分立てにしてください。イチゴと一緒にスポンジの間に挟んだり、ケーキの下塗りに使います。重ねたスポンジがずれないように固く泡立てます。
【製法④ デコレーションをする】
1、飾り用のイチゴを半分に切り、サンド用のイチゴをスライスする。
・飾り用のイチゴをホールで使いたい場合はそのままでもOK。
・サンド用のイチゴは5mm厚を目安にスライスしています。イチゴ1粒につき3~4等分です。
2、スポンジを1.5cm厚の3枚にスライスする。
・ケーキルーラー(ケーキバール)がない場合は、ペットボトルのフタを2つ利用すると、大体1.5cmくらいの厚さにスライスできます。
3、回転台に下段のスポンジをのせ、シロップをうつ。
・スポンジの全体にまんべんなくうってください。
4、ツノが立つまでしっかり固く泡立てた方のクリームを少しのせ、パレットナイフで塗り広げる。
・スポンジの外側にはみ出すくらい、隙間なく塗り広げてください。
5、スライスしたイチゴを並べる。
・クリームに埋め込むように、のせたら軽く上から押してください。スポンジの外側にはみ出さないように、外周を少し開けて並べてください。
6、再度クリームを少しのせ、パレットナイフで塗り広げる。
・イチゴとイチゴのすき間を埋めるように塗り広げてください。
7、中段のスポンジにシロップをうち、シロップをうった面が下になるようにのせる。
8、1段目と同じようにシロップをうち、クリームを塗り広げ、スライスしたイチゴを並べ、クリームを塗り広げる。
9、上段のスポンジにシロップをうち、焼き色がついている面が下、スライスした時の断面が上になるようひっくり返してのせる。
・上から軽く押して上面が平らになるようにしてください。
10、シロップをうち、固く泡立てた方のクリームの残りをのせ、全体に下塗りをする。
・イチゴや段のすき間、スポンジの凹凸を埋める。クリームが余っていない場合は下塗りをしなくてもOK。
11、最初に冷蔵庫にしまった、ゆるく泡立てた方のクリームを半分くらいのせる。
・ホイッパーで固さを調節しつつのせてください。固すぎるとクリームがザラザラとした見た目になり、食べた時の舌触りもボソボソになります。かといって柔らかすぎると、せっかく塗ったクリームがだれて形が崩れます。
12、のせたクリームをならしてから、塗り広げる。
・縁からクリームが零れ落ちてキノコ状になるまで、しっかりと塗り広げでください。
13、側面にもクリームを塗る。
・縁から零れ落ちたクリームで足りなければ、少しクリームを足しつつ側面全体に塗り広げます。
14、模様を入れる。
・入れなくてもOK。入れると、綺麗に側面が塗れなかった時に誤魔化せます。模様を付ける場合は少しだけ厚めにクリームを塗り広げておきます。
15、底のクリームを削ぎ、とび出た縁を中心に入れるようにならす。
・13で側面を塗った時、縁から上へクリームがとび出していると、綺麗な角ができます。
・全体的にスポンジが透けて見えなければOK。
17、残ったクリームで飾りを絞り、イチゴをのせる。
・絞りやイチゴはお好みでどうぞ。