クッキーの話① クッキーとは
【クッキーとは】
小麦を主原料とした練り込み生地の小さな焼き菓子の総称で、国や地域によってビスケットと混同されたり区別されたりします。
日本ではフランス語から「サブレ」とも呼ばれます。
【クッキーとビスケットの違い】
昭和46年に告示されたビスケット類の表示に関する公正競争規約および同施行規則によると……
施行規則
第3条 規約第3条第1項第1号アに定めるクッキーとは次に掲げるものをいう。
(1)「手づくり風」の外観を有し、糖分、脂肪分の合計が重量百分比で40%以上のもので、嗜好に応じ、卵、乳製品、ナッツ、乾果、蜂蜜等により製品の特徴づけをおこなって風味よく焼きあげたもの
(2)その他、全国ビスケット公正取引協議会の承認を得た場合
とされています。
要するに…
糖分+脂肪分が40%以上で手作りっぽい見た目のものがクッキー。
それ以外は大体ビスケット。
【配合】
クッキーは、バター、砂糖、卵、小麦粉の4つがあれば最低限作ることができます。
基本配合は小麦粉100%に対して、砂糖とバターが40~80%、卵10~30%です。